Owner Interviewオーナーインタビュー
暮らしやすさに寄り添った
安心できるバリアフリーの平屋
小樽市・Iさん
お母さまと2人暮らしのIさん。ご実家は築40年で老朽化が進み、冬の寒さや使い勝手への悩みが深まっていました。そこでこれから先の暮らしを考え、冬暖かくて暮らしやすい間取りのバリアフリー住宅への建て替えを希望されました。

最優先にプランニング
建て替えを希望された理由は、どのようなことだったのでしょうか?
前の家は隙間風がいたるところから入り込み、本当に寒かったんです。冬は落雪で窓が半分以上埋まり家の中は真っ暗。おまけに夏には虫が出たりと、もう限界を感じていました。そこで在宅医療を受けている母のことや、自分の将来を考え、バリアフリーで生活動線の便利なコンパクトな平屋に建て替えしようと思ったんです。
内覧会に来てくださったのが最初の出会いでしたね。
たまたま伺ったのですが、その後お手紙をいただき、丁寧な応対に「ここなら親身になってくれそう」と感じました。実は他のハウスメーカーなども検討したのですが、ほとんどが同じようなデザインや間取りで、思ったとおりの平屋を建てるのは難しいなという気がしていたんです。
Iさんが思い描いていたのは、どんなお住まいでしたか?
平屋であること、駐車場を2台分確保すること。そして在宅医療を受けられるお母さまの生活動線を最優先とした、効率良い間取りと暖かさです。きめ細かなプランニングが必要なご要望でした。また立地も住宅が入り組んだ小路の奥だったので、工事車両など近隣にも気配りが必要でしたね。そういった点でも、柔軟な対応ができる注文住宅の良さが発揮された建て替えだったと感じています。

安心感と利便性
このお住まいで特徴的なのが間取り。実際にプランを見たときはいかがでしたか?
こちらから要望を伝えて、図面をつくってもらったのですが、その1番最初のプランがとても気に入ったんです!三角屋根の平屋で、母がひとりでも動きやすい動線が工夫され、部屋から見える庭を残したいという要望も取り入れてくれました。中でも、リビングから仏間を通って母の寝室に通り抜けできる間取りは、襖を開ければひとつながりになり、母の移動も楽で、私も使いやすい動線になっていて感激しました。
お母さま思いのIさんが、何よりもその暮らしやすさと安心を優先してお考えになっていたので、どうしたら一番よいかをあれこれ模索した結果、リビングと仏間、寝室を襖で仕切る一直線の間取りとなりました。これなら普段はお母さまが楽に行き来でき、来客があるときには襖を閉めれば、お母さまのプライバシーも守れます。
最初に要望を伝えただけで、私たちのことをここまで考え、願ったとおりのプランを提案してくださったことで、北美建さんへの信頼がさらに深まりました。また資金面や相続税のことなどプラン以外の面も相談でき、手続き等もしていただいて、とても頼りになりました。家にまつわる全てのことをトータルで相談できるのは心強かったです。

住み手の心も満たす家
お住まいが完成して実際に暮らし始めて、どんな印象をお持ちでしょうか?
三角屋根で木の外壁というのが私のイメージだったんです。完成した家はまさにそのイメージにぴったり。室内も珪藻土壁のおかげか、空気がとても気持ちよく、特に敏感な母はすぐにその違いに気づいて喜んでいます。性能はお任せしましたが、どこにいても温度差がなく体への負担がずいぶん軽減されました。
準防火地域のため、外壁には日本で初めて木製外壁準耐火構造認定を取得した「チャネルオリジナル」の天然木のサイディングを採用しました。付加断熱と高気密、第三種換気、珪藻土の壁で暖かさに加え調湿効果も高めています。
実際に完成した家に入って驚いたのは、その景色です。父が遺した庭や、私の寝室から望む海など、機能面だけではなく私たちが日々暮らしを楽しめることを考えた設計に感激しました。「平屋になったら部屋から海が見えなくなるなあ」と実はちょっと悲しんでいたので、とても嬉しかったです。何度も打ち合わせに来てくれて、こまめに連絡し合う中で、私たちの気持ちを汲んでくださったんだなあと感じています。
家づくりはお客さまとの二人三脚です。できる限り要望にお応えし、またそれ以上のクオリティを提供したいと考えています。
家が新しくなってからは、生活するのが本当に楽になりました。生活動線が効率的になり、今は家でゆっくりくつろぐ時間がとても幸せです。家中どこでも暖かく空気も心地よくて、母が安心して暮らせる空間になったのが一番嬉しいです。これからも何かあったらすぐ今北さんに頼りたいと思います(笑)。
家を建ててからのお付き合いのほうがずっと長いですから、ぜひなんでも相談してください。